企業経営の全体像、および企業における「戦略」の基本的な考え方・立案プロセスを分かりやすく学べるプログラムです。
自社の「事業を担う当事者」としての自覚を促し、経営資源とそれを有効活用するための知見・視座の獲得を目指します。
カリキュラム概要(1日間想定/オンライン対応可)
テーマ | 実施内容 | ポイント解説 |
オリエンテーション | ※講師自己紹介、研修のねらい・概要の共有/受講者自己紹介・近況報告 | |
企業における「戦略」とは | 1)はじめに:企業の理念(ミッション)とは?/ビジョン・方針とは? 2)企業経営における戦略の全体像 2)戦略とは?:戦術との違い/ビジネスにおける意義と本質 3)組織の戦略の体系:全社/事業/拠点/部門 4)戦略の立案プロセスとゴールは/戦略目標とは |
企業の理念(ミッション)やビジョンとはそもそも何なのか? また企業経営がどんな戦略の構成で成り立っているのか?を確認した上で、企業における戦略の意義と位置付けや、その立て方について分かりやすく解説していきます。 |
戦略検討に欠かせない 環境分析のポイント |
1)環境分析とは? 2)環境情報の収集:マクロ環境(PEST)/ミクロ環境・内部環境(3C) 3)環境情報の分析:SWOT分析/クロスSWOT分析 4)参考:環境分析の事例共有 【演習1】 ケーススタディ:著名企業の環境分析(個人・グループワーク) |
戦略を具体化していくには、まず「自社(組織)がどんな 経営環境に置かれているのか?」を広く・的確に把握する=環境分析が重要です。 ここではその基本ポイントを学び、「身近、著名な企業」を題材に実際の環境分析にも取り組んでもらいます。 |
戦略立案の 具体的プロセス |
1)戦略目標の整理 ~「定性」「定量」の両面から考える~ 6)事業ドメイン(領域)の設定 ~基本は「誰に」「何を」「どのように」~ 7)展開事業(市場・商品)の選定と優先順位付け ※選定のフレーム=市場浸透・製品開発・市場開拓・多角化/選定の進め方 【演習2】 ケーススタディ:著名企業の戦略の考察(個人・グループワーク) |
「環境分析」の結果を踏まえ、具体的に戦略を立てていく ための手順ポイントを学びます。 さらに、演習1での成果も活かして、「身近・著名な企業が実際に行った戦略」を考察する演習にも取り組み、この後行う「実践ワーク」のイメージが掴めるようにします。 |
実践ワーク: 自社(部門)の戦略を 検討~具体化する |
1)自社(部門)を取り巻く環境の情報収集~分析(個人・グループワーク) 2)今後に向けた「成功する戦略」の検討~具体化(グループワーク) ※戦略目標の整理/ドメイン設定/展開事業・市場の検討~優先順位付け 3)検討した戦略のクラス成果発表~相互フィードバック・質疑応答 4)講師からのフィードバック、今後に向けたワンポイントアドバイス |
最後は、ここまでの内容を活かして「自社(もしくは部門)の今後の戦略を検討する」実践ワークに取り組み、学びを「使える知識・ノウハウ」へと昇華できるようにします。 |
まとめ | ※1日の振り返り、質疑応答/講師総括・激励コメント |
※「次世代リーダー育成」をテーマとする研修には、以下のようなメニューもご用意しています。
マーケティング・・・ターゲット設定からプロモーションまで、売り方でなく「売れる仕組み作り」のポイントを学びます。
財務会計・・・企業における会計の基本要素と、「財務諸表から企業のビジネスを読み解く」ポイントを学びます。
ビジネスモデル・・・他社の事例も参考にしながら、事業の構造=価値と利益を生み出す仕組みについて学びます。